平成19年2月7日、神奈川県においてリンナイ株式会社製の開放型※1小型湯沸器による死亡事故が発生しました。また、2月10日には、兵庫県において大阪ガスが販売した鳥取三洋電気株式会社製の開放型金網ストーブ※2の使用による死亡事故が発生しました。
いずれも不完全燃焼を起したことによって発生する一酸化炭素中毒による死亡事故でした。
※1 開放型:燃焼用の空気を屋内からとり、屋内に排出する方式のガス機器です。
※2 金網ストーブ:ガスを燃焼させるバーナー部分に金網を使用しているガスストーブの総称
当社の対応
当社では、メーカーに関わらず、今回の事故が発生した機種と同じ「不完全燃焼防止装置付き開放型小型湯沸器(再点火防止機能※3無し)」および「開放型金網ストーブ(不完全燃焼防止装置無し)」をお使いのお客さまばかりではなく、小型湯沸器、ガスストーブ、ガスファンヒーターなどのいわゆる開放型燃焼機器をお使いのお客さまに、使用上の注意をお願いするダイレクトメールをお送りします。
お客さまには、ご心配とご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申しあげます。
※3 再点火防止機能:不完全燃焼防止装置が複数回作動した場合に、再点火できなくする機能のことです。
お客さまへのお願い
開放型燃焼機器をご使用の際は、必ず換気が必要です。メーカー・型式、不完全燃焼防止装置の有無に関わらず、必ず換気扇やレンジフードのファンを回すか窓を開けて換気してください。ご使用中に「火が消える」(火が消えたことがある)「いやなにおいがする」「炎が変色している」「ススが付着している」などの現象がある場合には、ただちに使用を中止し、お近くの静岡ガスエネルギー各支店にご連絡ください。
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